大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」 プログラム/共創チャレンジとして、「TEAM EXPOパビリオン」へ参加

ISeeeプロジェクトは、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」 プログラム/共創チャレンジとして、「TEAM EXPOパビリオン」へ参加しました。

  • 参加日程 2025年8月10日(日)
  • 展示場所 大阪・関西万博2025会場内 フューチャーライフエクスペリエンス・「TEAM EXPOパビリオン」(デジタルマップはこちら
  •  ISeee共創チャレンジのページ 

「TEAM EXPO 2025」プログラムとは

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、国内外において多様な参加者が主体となり、理想とする未来社会を共に創り上げていくことを目指すプログラムです。

「共創チャレンジ」とは

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のことです。

ISeee プロジェクトは、障害のあるなしや使用言語のいかんに関わらず、情報を提供し合うことで、新たな知見を得たり、感動を共有することを目的としたシステムを提供します。

当日、TEAM EXPO パビリオン でお待ちしています!

実証実験をつくばクラフトビアフェスト2025で実施

ISeeeプロジェクト、三菱総研DCS株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:亀田浩樹、以下DCS)は、つくばクラフトビアフェスト実行委員会(茨城県つくば市)の協力の下、2025年8月1日(金)~3日(日)に開催される「つくばクラフトビアフェスト2025」にて、デジタル交流ツール「ISeee TimeLine」を活用した来場者参加型の実証実験を共同で実施します。

背景・目的

つくばクラフトビアフェストは、全国40のブルワリーと地元飲食店20店が集結し、200種類以上のクラフトビールを楽しめる、つくば市最大級の屋外イベントです。昨年は1万人以上が来場し、今年は過去最大1万5千人超の来場が見込まれています。
本実証実験では、ISeeeプロジェクトが開発する「ISeee TimeLine」を来場者に体験していただき、イベント会場で感じたことやおすすめ情報をリアルタイムに投稿・共有することで、多様な楽しみ方や新たな交流の場を創出。その適用効果を可視化する試みを行います。

実証実験の概要

  • 日時: 2025年8月1日(金)15:00~22:00
            2日(土)11:00~22:00
            3日(日)11:00~18:00
  • 会場:つくばセンター広場(茨城県つくば市吾妻1-10-1)
  • 内容:来場者がスマートフォン等から「ISeee TimeLine」にアクセスし、会場での発見や感動、オススメのビール・フード情報などを自由に投稿。投稿内容は会場内のモニター等で随時表示され、他の来場者とリアルタイムで共有・交流が可能です。本実証実験の参加予約や事前登録等は不要です。

<期待される効果>

  • 来場者同士が体験や感想を共有することで、イベントの新たな楽しみ方を発見
  • 多様な参加者の視点が集まることで、フェスト全体の魅力を向上
  • デジタル技術を活用した地域イベントの新しいモデルの創出

<主催・協力等>

  • 共同実施:筑波技術大学(ISeeeプロジェクト)
         三菱総研DCS株式会社(投稿内容や適用効果の分析)
  • 協  力:つくばクラフトビアフェスト実行委員会(実証フィールドの提供)

本取り組みを通じて、つくばクラフトビアフェストがさらに多様な楽しみと交流の場となることを目指します。皆様のつくばクラフトビアフェスト2025ならびに本実証実験へのご参加を、心よりお待ちしております。

■三菱総研DCS株式会社について

1970年の創業以来、銀行・クレジットカードなど金融関連業務で豊富な実績を有するIT企業です。2004年からは三菱総研グループの中核企業として、コンサルティングから運用まで、高品質なソリューション・サービスを幅広いラインアップでご提供し、お客様の課題解決に貢献しています。近年は、パーパス「日常とビジネスに新しいカタチを。」を掲げ、時代の先端をいく技術を積極的に取り入れながら、新たな価値の創出に努めています。

■国立大学法人 筑波技術大学について

我が国で唯一の聴覚・視覚障害当事者のための大学として、「聴覚・視覚障害当事者の高等教育の拠点」としての役割を担っています。個々人の障害特性に応じた教育・支援を実施しています。職業分野で能力を発揮できる障害者を輩出することで DE&I 環境を醸成し、Well Being な社会の実現に貢献しています。障害学生支援のノウハウを他大学に提供するとともに、企業や各種機関と連携し、誰もが情報にアクセスしコミュニケーションできる社会を目指す研究にも力を入れています。
筑波技術大学は、東京2025デフリンピック(2025年11月15日(土)〜11月26日(水))開催に向け、東京都スポーツ文化事業団と連携協定を結び、準備・運営に取り組んでいます。また、本学の多くの聴覚障害学生が自らサポートスタッフとして大会に参画します。

■つくばクラフトビアフェスト実行委員会について

つくばクラフトビアフェスト実行委員会は、茨城県つくば市で毎年開催される「つくばクラフトビアフェスト」を主催しています。全国の個性豊かなブルワリーや地元飲食店が集結し、200種類以上のクラフトビールと多彩なフード、家族で楽しめる企画を提供する夏の風物詩を運営。地域と来場者に寄り添い、持続可能かつ多様な楽しみ方が可能なフェスの実現を目指しています。

参考リンク:https://www.dcs.co.jp/news/2025/250722.html

つくばエキスポセンターで実験実施

2023年2月28日に、ISeeeTLを使って「つくばエキスポセンター」内の展示物を観覧する実験を行いました。

実験後の記念撮影。つくまるくんと一緒に参加者9名全員で集合写真。
実験後に記念撮影

参加者からは、「ISeeeTLを使用することで、音声では聞き取れたかった情報を得ることができた」「他の参加者の考察や疑問から、新たな発見があった」などのコメントが寄せられました。

屋外の大きなキューブが揺らせること、国際宇宙ステーションの壁にマジックテープがたくさんついている理由について、投稿されている。
ISeeeTLの投稿例

これからも、様々なジャンルでISeeeTLを活用した実験を繰り返し行い、当事者が実際に使いやすいシステムを目指して改良していきます。ご支援よろしくお願いいたします!

日本パラサイクリング連盟のみなさまと話し合い

2023年2月1日に、日本パラサイクリング連盟の権丈さま、寺澤さま、マーシュ ブローカー ジャパン株式会社の平賀さまと、様々な意見交換を行いました。

話し合いの結果、最初のステップとして、パラサイクリングの体験会や、BIKE &CAMP TOUHOKU 2023にて一緒に活動を行うことを通して、色々な可能性を模索できたらいいなと、意気投合しました!(はず)

写真は、話し合いの様子です。

進捗があれば、またご報告いたします!

ヒューマンインタフェースシンポジウム2022でポスター発表

2022年8月31日(水)から9月2日(金)にかけて、関西大学で開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム2022にて、「スポーツ観戦を模擬したオンライン環境における視覚・聴覚障害者向け情報保障実験」というタイトルでポスター発表を行いました。

晴天に恵まれた会場風景

9月初旬とは思えない暑さの中、3年ぶりの対面実施が叶った同シンポジウム会場には、全国から大学関係者・民間研究機関の研究者らが集いました。

発表を担当した小林

ここ数年、いわゆる口頭発表スタイルの件数を減らしてポスターやデモ発表の比率を上げるよう働きかけてきた同学会ですが、この形式になってからのシンポジウムの対面実施は今回が初めてです。3日に亘り90件以上のポスター・デモ発表があった会場では、動線を制御したり距離を取ったりして感染症対策が進められていましたが、連日、議論する熱気に溢れていました。

今回の発表での質疑応答を踏まえて、ISeeeTLをよりよいものに改善していきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします!

国立民族学博物館 2022年秋の特別展 ユニバーサルシステム導入の準備(2022/09/01開始)

国立民族学博物館 2022年秋の特別展(2022/09/01開始)にISeee TimeLineを活用したユニバーサルシステムを導入するため、会場で調整を行っています。

作業の様子
作業の様子

写真は、作業の様子です。

特別展にご来場の際には、以下のリンクからISeee TimeLineにアクセスし、色々と活用していただけると幸いです。
https://bit.ly/iseeetl-talking-human

みんなの投稿を眺めるだけでも、現場の雰囲気がつかめるかも!?ぜひご活用ください!

国立民族学博物館 2022年秋の特別展 ユニバーサルシステム導入に関する話し合い (2回目)

国立民族学博物館 2022年秋の特別展にISeee TimeLineを活用したユニバーサルシステムを導入することについて、2022年6月27日に、菊澤さま、広瀬さま(民博)、小長井さま(展示装置デザイナー)と話し合いを行いました。今回で、2回目の話し合いになります。

話し合い後の記念写真

秋の特別展における、視聴覚障害対応についての情報共有と意見交換を行うとともに、ISeeeTLの具体的な導入プランについて話し合いました。よりよいものにするために、この様な話し合いを継続的に行っていきます。

今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします

国立民族学博物館 2022年秋の特別展 ユニバーサルシステム導入に関する話し合い

国立民族学博物館 2022年秋の特別展にISeee TimeLineを活用したユニバーサルシステムを導入する可能性について、2022年4月5日に、菊澤さま、平塚さま(民博)、小長井さま(展示装置デザイナー)、井本さま(ヤマハ)、久保田さま、大保さま(東京都立大学)と話し合いを行いました。

話し合い後の記念写真

話し合いの結果、実際の導入に向けて、引き続き検討していくことになりました。

このように、ISeee Projectでは、ISeee TimeLineのリアルタイムスポーツ観戦以外の活用方法についても、広く検討しているところです。

今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

視覚障害者ボウリングのオンライン観戦実験を実施しました

2021年10月27日水曜日に、視覚障害者ボウリングをオンラインで観戦する実験を行いました。

実験開始前のZoom集合写真
実験開始前のZoom集合写真

コロナ禍の影響により対面でのスポーツ観戦が難しくなったため、昨年よりZoomの画面共有などを利用したオンラインでの観戦実験を進めてまいりました。しかしそれでは観戦者同士の会話が成立せず、いまひとつ楽しめないという課題がありました。そこで今回は2名ずつのペアを作り、自由に会話をしながらYoutubeライブで配信されるボウリングを観戦する、というスタイルで実施しました。これは、一般的に視覚障害者は見える知人や友人と、そして聴覚障害者はお互いコミュニケーションできる相手と一緒にスポーツ観戦に訪れることが多いと思われるため、その様子を模擬した実験とも言えます。

実験中、聴覚障害者のペアは手話でコミュニケーションをとりながら、全盲の参加者は弱視のペアに様子を聞きながら観戦するなど、それぞれに視覚障害者ボウリングの視聴を楽しむ様子が伺えました。WebアプリのISeee TimeLine(ISeeeTL)を用いたセッションでは、一緒に観戦しているペアだけでは分からない情報を取得している様子なども観察できました。

また、実験後に行われた参加者からのフィードバックセッションでは、スクリーンリーダーを用いる際に便利になるISeeeTLの実装方法などが提案され、有益な情報を得ることができました。 

ISeee TimeLineのeSportsへの活用に向けての話し合い

ISeee TimeLineのeSportsへの活用に向けて、2021年2月5日に、株式会社セガのみなさま、茨城県産業政策課さまと話し合いを行いました。

話し合いの様子

写真は話し合いの様子です。

ISeee TimeLineは、フィジカルスポーツのリアルタイム観戦にとどまらず、いろいろな活用方法を模索しています。

今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。